知られざるアニメーション 20080515

知られざるアニメーション

短編アニメーション作品と作家の紹介、アニメーション映画祭情報。

04月の記事を見る « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 06月の記事を見る
Web Designing』で「ヤマムラ月報」連載中
カフカ 田舎医者』5/30 DVD発売

リスボン・アニメーション・フェスティバル



5/12〜18、ポルトガルで開催されている第7回リスボン・アニメーション・フェスティバル MONSTRA 2008に審査員、コンペ入選作家(僕は学生作品の審査員なので、自分の作品は審査しません。もちろんですが。)、Museu do Orienteという東洋美術博物館のオープニング・イベントとしてマスタークラスでのレクチャーと特集上映(ほかに手塚治虫、木下蓮三、宮崎駿など)があり、盛りだくさんの内容でリスボンに来ています。でも映画祭のプログラムは夜に集中していて午前午後はほとんどなく、フリーな時間も多いので、リスボン観光も十分にできそうです。

 Cinema São Jorge - Vitrines

 

上映会場のひとつでもある、ポルトガルのシャンゼリゼともいわれるリベルダーデ通りに面した古い大きな映画館、Cinema São Jorgeのロビーで、僕のドローイングと原画の展示があります。
他にクエイ兄弟のセットの展示がマリオネット博物館で行われていたが、こちらに着いた時には、次のマリオネット・フェスティバルのために早々と終了、見られなくて残念だった。
今年の映画祭のプレイベントがブリッティシュ・アニメーションの特集で、クエイさん、フィル・ムロイさんも来ていたのだが、3人とも先に帰っていて会えなかった。フィルさんは置き手紙を残してくれて、シュトゥットガルトのお祝いを書いてくれた。同じ作家の立場から、喜んでもらえると本当に嬉しい。
ブリッティシュ・アニメーションの特集は、歴史的特集プログラムとジョン・ハラス・アンド・バチェラーから始まって、現代を代表する作家、アードマンアニメーションズ、ブラザーズ・クエイ、デイヴィッド・アンダーソン、フィル・ムロイ、ポール・ブッシュ、マーク・ベイカー、ジョアンナ・クイン、ベラ・ノイバウアーの回顧上映、ブリティッシュ・アニメーション・アワード受賞作の特集上映と『イエロー・サブマリン』までと、とても充実した内容。

 Teatro Maria Matos


こちらはメイン会場のTeatro Maria Matos、夕べコンペティションで『こどもの形而上学』が上映された。数人からとても良かったと声をかけられる。今夜は『カフカ 田舎医者』。
学生部門の上映と審査は、同じ建物の別の映画館、Cinema Kingで行っている。
学生部門の審査員は、ベルギー在住のアメリカ人でアニメーション評論家のNancy Denney-Phelpsさんとセルビアのアニメーション作家Rasko Ciricさん、この二人は以前からの知合いだ。もう1人はポルトガルの若いジャーナリストでアニメーションに関しても沢山記事を書いているLuís Salvandoさん。
メインコンペの審査員には以前イギリス、ノーウィッチで一緒に審査をしたアニメーション評論家のジェーン・ピリングさんと、昨年末スロベニアでお世話になったフェスティバル・ディレクターのイゴールさんもいる。

 国立古美術館 Museu Nacional de Arte Antiga

一昨日は、グルベンキアン美術館で、すばらしいイスラム美術の作品を鑑賞。ヨーロッパの美術作品も充実していた。カタログを買うかどうか迷ったが、オリジナルの美しさを見た直後に印刷物があまりに色あせて見えて買わなかった。
昨日の午後は、足を伸ばして海辺にある国立古美術館にヒエロニムス・ボッシュの「聖アントニオの誘惑」を見に行った。ここに来るまでリスボンにボッシュのオリジナルがある事を知らなくて、見れて本当に良かった。やはりボッシュは特殊で魅力的な画家だ。オリジナルの絵画は、そこまで足を運ばないと見れないので(もちろん日本でも多くの企画展でいろいろな作品がやって来るのだが)、なるべく海外旅行の折には美術館に行く様にしている。
ポルトガルの戯画、風刺画の展覧会のカタログを購入。



中庭の見える美術館のレストランで昼食、ネギと一緒に煮込んだタイのような魚料理がおいしかった。



これはおまけ、旧市街のバイシャ近辺を歩いていて見つけた等身大のベティーちゃんマネキン。
  1. 2008/05/15(木) 18:42:16|
  2. 映画祭
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
| ホーム |

Koji Yamamura