知られざるアニメーション 3人のおとめ

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3人のおとめ

Three Misses 1998


 ポール・ドリエセンは、母国オランダとカナダを行ったり来たりして制作しているが、オランダで制作した作品の方が、のびのびとしていて、すこし毒もはらみながら面白い作品が多い気がする。音楽と効果音もオランダの方がいい。この作品のストリングスを使った音楽もとても好きだ。特にオランダでの効果音は、触覚と比重を感じさせて、とても気持ちいい。
 アカデミー賞ノミネート作品「3人のおとめ」は、現代でビルから落ちる女性、お伽噺の世界のお姫様、西部開拓時代、線路に縛られている淑女の3つの世界のミセスの危機を助けるべく、隣のビルの男と王子様とカウボーイが行ったり来たりしながら、それぞれの時代が交錯していって、微妙なギャグを生み出して行く。本人もオランダとカナダだけではなく、ドイツで先生をしたり、サマーハウスが南仏にあったり、映画祭のゲストやらで、年中いろいろな場所を行ったり来たりしている。軽々と絵を動かしている感じは、一つの芸を見る楽しさがある。またドリエセンの特徴のひとつにスケールの違いをアイディアに取り入れる事が多い。「卵殺人(The Killing of an Egg)」や「ダビデ(David)」がそうだが、「3人のおとめ」でもそのパターンが使われている。
■Video Clips(QuickTime)[AWN]
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  1. 2006/05/28(日) 11:05:24|
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