知られざるアニメーション ヤン・シュヴァンクマイエル
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知られざるアニメーション

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ヤン・シュヴァンクマイエル



Jan Svankmajer b.1934
チェコのシュールレアリストで映像作家、ヤン・シュヴァンクマイエルの魅力は、カットのつなぎ方の大胆さにあると思います。アニメーションの1コマ1コマは、一番短いカットの積み重ねとも言えるわけで、アニメーションと実写との編集で、独自のリズムと話法をつくり出している所が好き。
 彼の作品は、今や日本では随分有名なので「知られざるアニメーション」ではなくなってきている。傑作はたくさんあり、どれも独自な世界観で面白いが、好きな作品は「エトセトラ」、「部屋」、「家での静かな一週間」、「男のゲーム」、「対話の可能性」「フード」など。どれも映像の強さとシュヴァンクマイエル的諧謔に富んでいて笑える。
 2001年の事だが、雑誌の企画でインタビューをすることになり、準備のため最新長篇映画「オテサーネク」の試写を見に、渋谷へ向かう。ちょうど台風が接近していて、凄い雨。
 その1週間程のちのインタビュー当日、品川のホテルを訪ねると、また台風が接近していた。
 シュヴァンクマイエル氏とは今回始めて会うのだが、白髪の小柄な紳士で、思いのほか快く話してくれるので、インタビュー時間が足りない程だったが、食べ物につて、映画を撮るに至った切っ掛け、アニメーターや音楽家のことなど興味深い話が聞けた。好きな映画作家はブニュエルとフェリーニだそうで、私も同感。
 シュヴァンクマイエル氏の本を読むと「マニピュレート(不正操作)」という言葉がたびたび出てくるが、人は自分の意志以外の力で動かされていることが多いと感じる今日このごろです。
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  1. 2005/06/13(月) 10:50:45|
  2. アニメーション作家
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