知られざるアニメーション ガブリエラ・フェッリなしの人生

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ガブリエラ・フェッリなしの人生

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Life without Gabriella Ferri (olga & Pritt Pärn 2008)

昨年再婚した奥さんオリガ・パルンと共同監督したプリート・パルン新作『ガブリエラ・フェッリなしの人生』を見た!!お二人からDVDが届いたのだ。
これは、かなり面白い。久しぶりのパルン節全開で最高に楽しめた。この所ナレーションの多い作品が続いていたが、『草上の朝食』、『ホテルE』やそれ以前の作品のようにナレーション無し、台詞らしくない台詞が2、3カ所あるだけで、文字情報は数回出てくる書き文字のテロップだけだった。上映時間より短く感じると言われるのはアニメーション映画への褒め言葉として僕は受け止めるが、これも44分とは思えない充実した内容で、半分以下の時間に感じた。
作品説明「愛、閉じられたドア、顔のない泥棒、傷ついたコウノトリ、消えたラップトップパソコン、ヴァーチャルな売春婦オッケイ姉妹といったものについてのドラマチックな物語。ガブリエラ・フェッリは出てこないけれども、ハッピーエンディングと言ってもいいようなものはある。」
を見る前に読んだときは何の事かさっぱり分からなかったが、見た後では確かにこういう内容で、それ以上言葉にしていしまうと作品からズレてしまうチープな内容しか書き起こせないだろう。中盤あたりは特にすごい展開になっている。
タイトルになっている「ガブリエラ・フェッリ」は、ローマ出身の歌手の名前で、作品中のモチーフのCDとして登場する。
Gabriella Ferri CD [Amazon]
同時代に素晴らしい作品が形に成った事を心から祝いたい気持です。大いに刺激され、早く自分も新作を作りたくなった。
この作品は、ラピュタアニメーションフェスティバルのエストニア特集で見れると思うので、これ以上は詳しく書きません。

一緒にエストニアのアニメーション作家7人(ヤンノ・ポルドマ Janno Põldma
、カスパル・ヤンシス Kaspar Jancis、ヘイッキ・エルニスツ Heiki Ernits、ウロ・ピコフ Ülo Pikkov、プリート・テンダー Priit Tender、プリート・パルン Priit Pärn、マッティ・キュット Mati Kütt)が、それぞれ自分の好きなエストニアの詩にアニメーションをつけたオムニバス映画『BLACK CEILING』(18'36"/2007)のDVD付きブックも届いた。こちらもパルンさんはオリガさんと共同監督をしていた。jüri üdiとう詩人の『ma kuklas tunnen (I feel a lifelong bullet in the back of my head)』を木炭で描いてアニメーションに仕上げている。パルンのドローイング作品では木炭で描いた作品が沢山あるが、アニメーションでは初めての技法だ。作品の中では、マッティ・キュットの『substantia stellaris 』が、なんだかすごい雰囲気だった。
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  1. 2009/01/14(水) 15:42:22|
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