知られざるアニメーション 納涼アニメ電球烏賊祭

知られざるアニメーション

短編アニメーション作品と作家の紹介、アニメーション映画祭情報。

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納涼アニメ電球烏賊祭



Ikamatsuli 1993
私がMtvで「地球肋骨男」を制作している時、同じ音響さんが音を付けている「IKAMATURI」を見て、驚愕を感じた。プロデューサーの寺井氏によると、自主上映会で見た8ミリ映画で、作者の新谷尚之氏から権利を買って音を作っているとの事。裸電球で照らされた黄ばんだ明かりの画面からは、アンモニアや古い時代の匂いがただよってきそうだ。「電球」に舞う蟲の様な「烏賊」から、夢の中で起っている様な「夏祭」は「銀河」へと広がっていく。5分20秒のミクロからマクロへの飛躍は、アニメーションならではのイメージの連鎖で構成されていて、見るものを幻惑へと誘う。こんな傑作が、人知れずコツコツと制作されていた事に嬉しくなる。ラストの実写部分がカットされているMtv版は「IKAMATURI」として、効果音がふんだんに付いていて、そちらも見ごたえがあるのだが、作者の意向としては、下のクイックタイム・ムービーのオリジナル版が近いようだ。20代をこの作品に費やしたという1963年生まれの新谷は、最近は実写映画に係る事が多い。『大強奪ピエタ』(監督:北川篤 也)『寝耳に水』(監督:井川耕一郎)などで劇中画、アニメーションを担当。『ソドムの市』(脚本監督:高橋洋)では特撮を担当。現在は某ファミレスでバイトをしながらパソコンを使ったアニメーション制作もはじめている。ホームページでは漫画作品も読める。地下映画ネットワークCineGuerillaのブログで「納涼アニメ電球烏賊祭」に関する作者のコメントが読めるので是非そちらも御覧下さい。
■ブログ 地下映画ネットワークCineGuerilla
■新谷尚之 公式ホームページ
■QuickTime movie
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  1. 2005/08/29(月) 08:47:27|
  2. アニメーション作品
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

コメント

ありがとうございます。

『納涼アニメ電球烏賊祭』、取り上げて頂いてとてもうれしいです。
もう十二年も前の作品になりますが、こうやって時々お声をかけて頂いて、いまだに観て頂けるなんて幸せな作品だと思います。
残念ながら原盤の8ミリは火事で焼失してしまってるんですが、友人に渡してたVHSからコピーを取ってもらって配信しています。
画質は悪いですが雰囲気だけでも味わって下さい。
手元にはDVもありますので、もし上映会などでかけたいと思われる方おられたら新谷までご連絡下さい。
昨年やっとパソコンを導入し、今アニメ制作を再開しようと準備中です。近々新作をお目にかけられる時が来ると思いますので、その時はどうぞよろしく。
山村さん、このたびはお世話になりました。
  1. 2005/08/29(月) 11:52:22 |
  2. 新谷尚之 #HfMzn2gY
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